撮影後記

今回の54号で一斉休校中の校内の写真と撮影を担当した広報委員の撮影後記を一緒にご紹介します。

偶然にも登校再開を翌日に控えた5月26日、低く垂れ込めた雨雲を横目に、一斉休校中の校内撮影を開始しました。 物音ひとつしない教室、笑い声のない廊下、鍵がかかったままの部室棟、ボールひとつだけ転がる校庭、自転車のない自転車置き場。 眼前に広がる非日常を前に出る声もなく、皆、無心でシャッターを切りました。 そのような状況の中、明日からの登校に備え、一生懸命準備をしている先生方の姿が印象的でした。 多くの人々の活動が日常生活を支えている、そして、自分の活動も…。 撮影を終え、それぞれの思いを馳せながら、学校を後にしました。振り返って見る飛鳥高校は雨雲の合間から差す光を浴びて、眩しいくらいに輝いており、皆一斉に心のシャッターを切ったのでした。 未来への2020、明るく前向きに進んでいきましょう!